ふたりの男を殺して逃亡する榎津巌(緒形拳)は投身自殺を偽装して警察の目を欺き、以後も次々と殺人を繰り返していく。やがて彼は浜松に住むハル(小川真由美)の情夫となるが…。直木賞を受賞した佐木隆三のノンフィクション小説を原作に、名匠・今村昌平監督が映画化した、その名に偽りなしの問題作。現在進行形のドラマに主人公の過去の経歴が挿入され、稀代の殺人鬼と謳われた彼の深層心理が次第にあらわとなっていく。その重大な要素をしめる父親(三國連太郎)との確執は、すさまじい表現力で画に定着されている。また、男ふたりを取り巻く女たちの描写も、さらなる人間の原罪と救済を描くことに大いに貢献。キネマ旬報ベストテン第1位など、その年の映画賞を総なめ。海外でも評価の高い傑作である。(的田也寸志)
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復讐するは我にありについて書かれた記事
昭和45年12月11日。強盗殺人、殺人、詐欺、詐欺未遂、窃盗の罪で死刑判決を受けた榎津巌(柳葉敏郎)は、45歳の誕生日を3日後に控え処刑された。福岡刑務所土手町拘置支所の外では、教誨師の吉村寛惇(大地康雄)が読経をして榎津を送った。 ...
木曜日にテレビ東京で放送した「復讐するは我にあり」は、今年みたテレビドラマの中でベストと言い切っていい、素晴らしい作品だった。役者、演出どれも素晴らしかったが、何よりも一番素晴らしかったのはその脚本だ。過去に映像化された作品を踏まえた上 ...
この3月に32年ぶりに大幅改稿で改訂新版が出ました。佐木隆三氏は、新日鉄八幡に就職したのですが、後に作家になりました。『復讐するは我にあり』は1975年に直木賞を受賞し、1979年に映画化もされました。
『復讐するは我にあり』(1979年). 【実話に基づいたサスペンス風ドラマ。日本各地で詐欺や殺人を重ねたクリスチャンの男(緒形拳)、逮捕されたその男の取調べをしながら心理に迫るようなストーリー】 …んー、どうなんだろう。 ...
先週テレ東で放映された3時間ドラマ。 西岡琢也の脚本だと聞いて、血とバイオレンスのライターがこの題材を同料理するのか、ちょっと楽しみにしていた。 あの今村昌平&緒形拳版の印象があまりにも強烈で、どうしたってどこかで比較してしまうのだが、 ...
今回TVドラマ化された『復讐するは我にあり』は、佐木隆三の原作で直木賞受賞作で、実在の連続殺人犯・西口彰がモデルになっている。小説では連続殺人犯をモデルに、その犯行の軌跡と人間像をドキュメントタッチで描いた作品で、1979年に昨年5月に ...
「いいドラマ観たな〜 :) 」と感じた作品。 俳優陣も浮ついた感じのキャストが無く、安心してみることができた。 緒形券バージョンの作品も観てみたいと思いました。
復讐するは我にありの後にDressed to killとPay it forward、そして昨日デンマークの映画、After the Weddingを見ました。 今日は復讐するは我にありを。 これはBAM(Brooklyn Academy of Music)で上映されていたもの。 このBAMはオペラなど色々な出し物 ...
神様がおっしゃられた。 「復讐するは我にあり」(「愛する者よ、自ら復讐するな、ただ神の怒りに任せまつれ。録(しる)して『主いい給う。復讐するは我にあり、我これを報いん』」) と。 ハンムラビの法典に「目には目を、歯には歯を」 ...
教誨師と、“悪魔の申し子”と呼ばれた殺人犯 最後の緊迫した中でタイトルである『復讐するは我にあり』という言葉を修道孤児院で少年期を過ごした犯人が口にする。だが、その解釈は間違いである。と、つまり、復讐(社会)するのは己(自分)と思いこん ...